出産祝いの定義
出産祝いとは、文字通り赤ちゃんを出産した後にするお祝いです。
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昔は、出産も命がけ、
産まれた赤ちゃんが大人になるまで
無事に生き抜くことも大変な時代でした。
その流れを汲み、
産まれてきた命を皆でお祝いをするというのが出産祝いです。
親しい間柄なら赤ちゃんがお腹にできた時から
祝福の気持ちが溢れてくるでしょうが、
出産祝いとは出産後の母親と
赤ちゃんが無事に産まれてきて初めてお祝いをするものです。
親となって、これからひとつの命を育てるために
頑張るパパママにエールを、
またこの世の中に一生懸命産まれてきた赤ちゃんに
祝福の気持ちを込めて贈るのが出産祝いです。
お祝い事は早い方がよいと言われますが、
出産祝いに限っては、
出産前に渡すことはできるだけ避けます。
出産後、母子共に健康であるとは限らず、
また母親か子供に何かが起こる可能性も否定できないためです。
決して近しい人ばかりが出産祝いを贈るわけではないのは、
やはり新しい命が誕生するということは
周りの人達にとっても大変喜ばしいことだからだと思います。
そのため、親しくないから
出産祝いを贈ってはいけないなどという定義はありません。
赤ちゃんが産まれるということは子孫繁栄をいう意味もありますので、
親関係のまったく面識が無い人や会社でも
関係のない部署の人達からなど、
ありとあらゆる繋がりで出産祝いは贈られてくるものです。
昔とは違う意味で、
この少子化の時代を生き抜いて行く大事な命です。
現代には、現代の心のこもった出産祝いを贈りたいものです。